Amber

カノジョは嘘を愛しすぎてるのAmberのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ある事情から長い間、テレビも映画も観れなかった。メディアとの接点はラジオだけで、大原櫻子のファンになっていったのもラジオで大原櫻子の曲を聴いてファンになった。私はBoAのファンだった
のだが、大原櫻子の歌声はBoAの歌声に似ていると思ったのがファンになったきっかけだった。一年前あたりから事情が変わり、携帯電話で動画を観たり、映画館に映画を観に行ったりできるようになった。それでも、大原櫻子出演の映画やドラマは大事に思うあまり、なかなか観る気になれず、『カノジョは…』は恋愛ものということで余計観る気になれなかった。

それが観る気になったのは、佐藤健だった。先日、仮面ライダーの映画のレビューを書くのに名前が合っているか検索したら、佐藤健は私の住んでいる越谷の近くの仕事でも行ったことがある岩槻出身で、なんと越谷の高校が出身校だったのだ。平成仮面ライダーで初めて観たのも佐藤健主演の『仮面ライダー電王』だったし、大原櫻子の映画デビューの相手が佐藤健だったりと、何か縁があると思ったので、『カノジョは…』を観る気になった。

大原櫻子はミニアルバムのリリースイベントも越谷レイクタウンに来て、私は最前列で観れたし、先日、舞台『シラの恋文』を観に行ったが、相手は草彅剛で、SMAPでは俳優としては一番好きだったし、越谷の近くの春日部育ちでもあるし、これまた最前列で観れたし、映画『巡る、カカオ〜神のフルーツに魅せられた日本人〜』(舞台挨拶に大原櫻子が登壇)も一番右端だが最前列のチケットがとれた。このように大原櫻子は不思議に越谷周辺に縁があり、3回も最前列がとれるというくじ運の良さも続いていた。その反動だろうか、3月のファンミーティングとコンサートのチケットはファンクラブ先行予約で落選。ファンミーティングの2次先行予約には応募して結果待ちだが、コンサートは一般販売の開始した時は派遣から本採用になった端境期で金欠になっていて、これは抽選ではないのでチケット代を即入金しなければならないので、まだ買えるチケットはあったのだが買えなかった。本当にお金がなくなり、PayPayに続き、ローン会社で借金をしたので、チケットが買えると思ったら、関東の4公演がすべて予定枚数終了になっていた。ビルボードライブは席が少ないからだろうか。アラート登録したので、それに期待するしかない。落ち込んだのもつかの間、今度はミュージカル『この世界の片隅に』のファンクラブ先行予約が始まった。なんと第13希望まで選べた。ダブルキャストのうち、ちょうど大原櫻子の出演公演は13公演だったので、すべての出演公演を申し込めた。全部当選すると20万円強かかるようだが、できれば大原櫻子、海宝直人(2月の大原櫻子がゲストの回のライブを観に行くので、また大原海宝のコンビで観たい)、平野綾(以前ラジオを聴いていたので)の回の1公演だけでも当選すれば御の字だ。

大原櫻子の話ばかりになってしまったが、映画の話にもどると、まず、ラジコンヘリが墜落したあと佐藤健が鼻歌を歌い始めた時、映画『ミンナのウタ』の歌?と一瞬思ってしまった。そんなわけがない。

CLUDE PLAYの歌っている曲がどこかで聴いたと思ったら大原櫻子の曲だった。その他にも今では大原櫻子ファンにとっては馴染みの曲がいくつか出てきた。「頑張ったっていいんじゃない」だけが『カノジョは…』で使われた曲だと思っていたが、他の何曲かもそうだったとは知らなかった。

ところで、CLUDE PLAYというバンド名はコールドプレイをもじったものだろうか。

小枝理子が小笠原秋のところに駆け寄って来た際にカバンの中身をばら撒くシーンは前に何かの予告でも観たが、可愛かった。

スタジオではすれ違いだった二人が、携帯電話で話していたら、二人とも近くにいることがわかった。赤い糸で結ばれた二人というのは偶然何度でも出会うというような話があるが、理子と秋も引き寄せあっているということだろう。

それにしても大原櫻子が歌う場面が多かった。大原櫻子の長編ミュージックビデオと言ってもいいくらいだ。充分に大原櫻子の歌声を堪能した。そしてこの映画が歌手大原櫻子の原点だと思うと感慨深い。

姿勢良く走る大原櫻子の姿も魅力的だった。今の大原櫻子からはわりとたくましさを感じるが、10年前のこの映画ではか細い感じで、それはそれで可憐な雰囲気がいい。

今まで大事に思いすぎていて観る気になれなかったが、一度大原櫻子出演の映画を観てしまうと、大原櫻子の良さを再認識して、他の大原櫻子出演の映画も観たくなった。

三浦翔平は「やわ男とカタ子」で初めて知った。『カノジョは…』にも出ていた
のか。

エンディングロールで音楽プロデュースが亀田誠治だと知った。演技指導に大原櫻子と同じ名前の福山桜子という名前があった。

2024年に観た映画はこれで14本目。
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