Aya

カノジョは嘘を愛しすぎてるのAyaのレビュー・感想・評価

3.5
少女漫画の映像化はだいたいガッカリ系なので好きじゃないのですが、これは結構好きです。少女漫画のキュンを正しく自然に映像化出来てる点が素晴らしい笑。特にラストシーン。

佐藤健が今より爆発的に売れる前の作品だけど、あの気怠い感じとニート感と孤独な天才感は元々備わってるのでぴったりだし、何より大原櫻子ちゃんを一般の中から探し出したというところが何よりの勝因だと思います。曲がいいのもそうですが、櫻子ちゃんの持って生まれた声の良さが惹きつけられる理子の声そのものです。その大事な歌声や音楽を大事なシーンまで流さずに逆に無音でシーンを繋ぐ演出がまた憎い。

バックのミュージシャンが錚々たる有名人ばっかりでエンドクレジット見てビックリ。売れる前の吉沢亮が大したセリフもなく出てるのも今見返すと驚き。
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