アフリカ系アメリカ人初のメジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンを描いた伝記映画。
黒人差別が根強く残っている時代にスカウトされたジャッキー。
60年間に渡り培われた白人だけのメジャーリーグという世界へ足を踏み入れた彼に待ち受けるは、卑劣な嫌がらせや苦難の連続だった。
チームメイトですら、黒人だからという理由で彼を非難する、何とも愚かに見えました。
どんな世界でも、人種や血筋で差別や分け隔てをする考えより、同じ人間として公平に判断や挑戦をさせることの正道さがよく分かる。
一番形になっているものこそスポーツであり、その功績のひとつがこのジャッキーなのだと。
野球を知らない方でも楽しめる、作品の意味や意図を理解できるはず。
「42」の意味も、世の中に広く知れ渡ってくれることでしょう。