tmcてむしー

ルームメイトのtmcてむしーのレビュー・感想・評価

ルームメイト(2013年製作の映画)
2.5
今邑彩という方の小説「ルームメイト」の映画化(原作、ではなく原案だそうです)
サスペンス好きには好まれるタイプのアイディアだと思うんですが、活かしきれてないのでは…?!というシーンも多々


ストーリー
交通事故で入院した春海(北川景子)は、ナースの麗子(深田恭子)と仲良くなり
自身の経済難も相まってルームシェアを始める。
しかし、麗子はどんどんおかしな行動を取るようになる。
麗子に対して危機感を感じた春海は、事故で親しくなった工藤(高良健吾)に助けを求める。
麗子は自らのことを"マリ"と名乗り、春海を追い詰めていく。


予備知識は全くなしの状態で鑑賞しました。
実際には何が起きているのか、ヒントは作中にこれでもかー!というほど出てきます。
「ん?」と思ったところは一応全て回収されているので、いや意味わからんわ!とはならないのではないかと思います。
邦画あるあるだと思うんですが、邦画って「逆に説明しすぎでは?」ってくらい丁寧に説明してくれるんですよね…いや良いんですけどね…

主人公春海のキャラクターがどうも共感できずにモヤモヤしてしまうのが一番気になりました。
あと警察のおっさん話聞かなすぎ。仕事しろ。

主演2人の演技については、正直棒演技すぎて観れたもんじゃない…と落胆してしまうレベルだったんですが
狂気ターン発動してからはそんなに気にならなかったので、あえて!あえてあの演技!あえてあの滑舌!!だったんだ!!と思うことにしました。
でもラストシーンで高良健吾に「幻じゃなかった…」と言うシーンは本当くっさいからやめてくれ。

ところで、これも邦画あるあるですが、なんで精神病院に入れられた人と話す時って海の見える丘なんでしょうかね…( ˙-˙ )