SMってお互いお約束の上の苦痛の末に快楽がくるんだと思うが、この映画にはエロの胃もたれの末に笑いがくる。
壇蜜が体を張って凄いのだが、これは演技するということなのか?と思うぐらいひたすら責め続けられる。その描写自体がSMでいうところの苦痛を与えられるということにあたろうか。
諏訪太郎、竹中直人、伊藤洋三郎(キター!)とパターン代えて続くがだんだんエロくなくなってくる、麻痺してくる。
ボカシありきのカメラワークや割りを見てると
SMでいうところの快楽の到達の代わりに、なんか可笑しくなってくる。
えっ!これって壇蜜の限界体験バラエティ?がんばりすぎやぞ!
とコメディ映画と錯覚してしまうが、殺人のいけない扉を開ける瞬間を描く怖い映画でした。
村木と名美は今回お休みかも。