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アメイジング・スパイダーマン2のliamのレビュー・感想・評価

3.4

アメイジング・スパイダーマンの続編。監督は引き続きマーク・ウェブで、主演もアンドリュー・ガーフィールド。「クルードさんちのはじめての冒険」のエマ・ストーンも出演。新しく「ブルー2 トロピカル・アドベンチャー」のジェイミー・フォックス、「メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー」のデイン・デハーンなども出演。

スパイダーマンとしてニューヨークの平和を守り、グウェン(エマ・ストーン)との関係も好調なピーター(アンドリュー・ガーフィールド)。だが、旧友のハリー・オズボーン(デイン・デハーン)がニューヨークに戻ってきたのを機に、充足していた生活が微妙に変化していく。そんな折、サイ型パワードスーツを装着したライノ(ポール・ジアマッティ)、人間発電機エレクトロ(ジェイミー・フォックス)という敵が出現。苦闘を強いられる中、追い打ちをかけるように怪人グリーン・ゴブリンとなったハリーが襲い掛かってくる。

この作品は4部構成だったのに打ち切りになってしまったもの。だからあの衝撃のラストがより印象に残っている。

今作には初期のスパイダーマンにも登場したグリーンゴブリンがでてくる。でも前シリーズとは扱われ方が異なるのでそこをみるのも楽しい。
ジェイミー・フォックス演じるマックスが、やばいやつなんだけど、誕生日にまでこき使われて挙句怪物になってしまったどこか同情してしまうキャラ。だから素直に嫌いになれない。
そういうヴィランがスパイダーマンには多い。

ラストの一回挫折したスパイダーマンが立ち上がるシーンは良かったなぁ。あれはかっこいいわ。

そう言えばデイン・デハーンの髪型が気になるのは自分だけなのかな。笑 一見オシャレに見えるんだけど、よく見るとダサい。
今回のスタン・リーは卒業式の老人。ピーターがおくれて登場する時に一瞬映る。

あとグウェンとの関係で、2でこういう展開になるのならば1のラストとかいらなくね?っていうのは思った。あとハリーの関係性がいきなりでてきて微妙に共感しにくい。

やっぱり最初のシリーズのスパイダーマンの方が好きだな。

惜しい映画。
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