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硝子の塔のtakのレビュー・感想・評価

硝子の塔(1993年製作の映画)
2.5
名の売れたキャストが揃っているのに、どうも面白くないサスペンス映画。ウィリアム・ボールドウィンの覗き見野郎、性的なコンプレックスを抱えるトム・ベレンジャー。ある意味、性に取り憑かれている男たちの姿が痛い。長男以外のボールドウィン兄弟の映画はどうもノレない映画が多い。これもその一つ(個人の感想です)。

犯人探しがなかなか盛り上がらないまま迎えるクライマックスと意外な結末。「氷の微笑」直後の作品だけに、シャロン・ストーンのお色気シーンが最大の見どころ。監視カメラだらけで何でも見られちゃうマンションをガラスの塔とした邦題のセンスはナイス。「バグダッド・カフェ」のCCH・パウンダーが好演。

UB40によるプレスリーのカヴァー、Can't Help Fallin' Loveが使われているのが嬉しい。
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