【意外と社会派とも取れるゲーム】
ジャケット借りの一本
ソーシャル・ネットワークとクラウドファウンディングをかけあわせたかのような投資型というか視聴者参加型のオンラインゲーム
登録者はまず、挑戦者と視聴者に分かれます。
視聴者は挑戦者に対して挑戦する内容と金額を提示する。
成功すれば提示した金額が報酬となり
棄権、失敗した段階でドロップアウト。
志望大学からの合格通知を受けるが母と折り合いが合わず地元を離れられないヴィーナスは
親友シドからナーヴの存在を教えられる。
ひょんなことから挑戦者としての参加をけしかけられ、ゲームに挑むヴィーナス
最初は知らない人と10秒間キスして100$と低リスク(？)高リターンな内容で気軽に挑戦を始めるのですが
想像通りゲームは難易度と報酬がどんどん上がってきてしまうんですね。
昨今のインターネット社会やSNS上での倫理に関わる問題を風刺する様なストーリーですね。
視聴者は当然視聴するだけですから要求がどんどんエスカレートする
挑戦者も実際に成功すれば即報酬が入金されるから味をしめる1種の麻薬みたいなものに見えます
ヴィーナスがゲームを初めてしばらくは正直面白味が少ないです。
ただ見せ場っていう感じのゲームがちょいちょいあって画的には見応えがあるシーンが多いですね！
後半はヴィーに人気を取られつつあり焦るシドが
嫉妬から自分も体を張るゲームに挑戦します。あのシーンは凄く見応えがあって心臓が疲れます(笑)
匿名だからこそ嘘もつけてしまうし
なにか起きたとしても自分が加害者っていう意識が芽生えづらい
そういった指摘をうまいこと映画にしてみました
オススメ度は52点
