予備知識なく見始めて、春子ちゃんが唐突に歌い出したので驚いた。しばらく話が進んでからタイトルが出てきて、ああ、もじっているのねと、やっと気づく。
2曲目からは、さあ、始まるぞという空気が流れてからの、期待以上の、ちょっとオーバーアクション気味のダンスと歌♪楽しい!着物姿での軽快なダンスは、お袖がひらひら揺れて、とても綺麗。歌詞もおかしい。
「ナポリタン、エビグラタン、あいつはスカタン♪」「京都の雨はぁ盆地に降るんやろかぁ♪」
花街についての知らなかったことも、あれやこれやと教えられ、とても興味深い。
俳優陣は、カメオ出演している人も含めてとても豪華。Shall we dance?に出ていらした方々は、全然変わらないなぁ。それに春子ちゃんのご両親ったら。新顔さんも含めて、どなたも歌声は澄み、踊りもキレてる!
最後には、ちょっとほろり。
何より、ヒロインである上白石萌音ちゃんが、おぼこい、鹿児島弁と津軽弁の混ざった方言をしゃべる少女から、ちょっぴり艶やかな舞妓さんへと華麗なる変身を遂げる姿が素晴らしい!言葉、歌、日本舞踊、ダンス、なにもかも、ようおきばりやした!