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悪の法則のbluetokyoのレビュー・感想・評価

悪の法則(2013年製作の映画)
3.0
2023年10月18日 13:40~ テレビ東京 吹替え
ややわかりづらかったのはカットしているからだろうか。ストーリーは、ちょっとした出来心で悪の道に踏み込んだために、あっという間に転落してしまった、という話。うまい話にはやはりリスクがつきものだということだろう。タイトルの和訳が法則になっているのが、転落の仕方が、まるで、一度スイッチが入ると止まりようがない、なにか巨大なマシンみたいな感じを抱かせるからなのかな。

簡単にあらすじ。
弁護士のカウンセラーは、恋人のローラにプロポーズするためにダイヤの指輪を購入。奮発し過ぎて予算オーバー。
一回だけ、ということで、やばい仕事に手を出すことにする。
友人のライナーに相談。ちょうど、コカインをシカゴに運ぶ仕事に出資する話があったので、話に乗ることにする。

面白いのは、悪の仕事の先達たち。能書きたれたり、忠告したり、なにやら格言めいたことをほざいたりする割りには、やばいことになると、クソの役にも立たずに逃げ惑うのだ。

ということで、ライナーは、ウェストリーという仲買人を紹介する。

一方、ライナーには、マルキナという付き合っている彼女がいる。

コカインの輸送の計画というのは、下水処理場のバキュームカーでシカゴまでコカインを運び、そこで専門の運び屋が受け取って、別の場所に運ぶらしい。

カウンセラーは、ある刑務所へ。担当している女性の服役者から、息子がスピード違反で捕まっているので、何とかして欲しいと頼まれる。
カウンセラーは、副収入が入るという浮かれ気分で、その息子の保釈金を払ってやる。

息子は殺される。
実は、運悪く、その息子というのが、シカゴからの運び屋だったのだ。
さらに、バキュームカーが襲われ、コカインごと奪われる。

カウンセラーが疑われる。さらに、仕事を依頼したライナー、ウェストリーも疑われる。

ウェストリーはいち早くロンドンへ。カウンセラーもローラと一緒に高跳びしようと思っていたが、ローラが殺される。

ライナーは間に合わず、殺される。ウェストリーは美人に目がくらんで、全財産を盗まれた挙句に殺された。

カウンセラーは街はずれの安ホテルの一室で震えている。

実は、すべてを仕組んだのは、マルキナだった。

その割に、マルキナがどのように仕組んだのか、イマイチわからない。わからなくても話は通じるけど。
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