にこ

僕が星になるまえにのにこのネタバレレビュー・内容・結末

僕が星になるまえに(2010年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

今や女性から何故人気を博しているのかさっぱりわからないベネディクトカンバーバッチ主演作。
シャーロックホームズを母と見ながら私はずっとこのブスが!とか不細工!!と毒を吐いて、なぜこの男がセクシーな男優ナンバーワンに輝いたのか意味不明だった。
文句を吐き散らしながら、ベネディクトが出ている作品をちょっと気にしちゃうあたり、小学生が好きな子を虐めるのと変わらないのではないか、と自分で呆れてしまう。

さてさて、そんな不細工男のベネディクト(訂正しろ)が末期ガンとなり、30歳を迎えられない辛い役所を演じています。
最後の願いとして、ベネディクト演じるジェームズが行きたかった海岸を男友達3人と旅をしながら目指すロードムービーですが、旅の途中で30手前だっていうのに悪ふざけがすぎるほどバカをやり、馬鹿笑いをする。時に喧嘩もして本音をブチまける。
まるで大人のスタンドバイミー。

旅の途中で苦しい表情でジェームズは語る。
死にたくない。時間が欲しい。まだこれからだったんだと。
そんな想いがあるのに、最後にとった行動が悲しすぎる。
友達としても、そんな別れは辛すぎる。お互いに辛すぎるよ…

旅の途中でであった変な親父が言っていた。
俺も親友をガンで亡くした。今新しい親友を探しているんだ。と
見つかったのかな。みつからないだろうな。
にこ

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