アマプラ見放題がまもなく一旦終了、ということで駆け込みで鑑賞。
これは『英国王のスピーチ』のオスカー受賞を受けて作られたドキュメンタリーなのかな？
トム・フーパー監督とコリン・ファースのインタビューもちょっとだけ入っていて、知らずに観たからテンション上がった！
（コリン・ファースの大ファンです。）
エピソード自体は『英国王のスピーチ』や第二次世界大戦ものの映画でもともと知っていた内容が多かった。
そこにジョージ6世ご本人の写真や映像、音声を使いつつ、解説を入れたドキュメンタリー。
「王冠を賭けた恋」で知られる兄エドワード8世が退位したことを受け、本人は全く望んでいなかったのに即位せざるを得なかったジョージ6世ことアルバート公。
ドキュメンタリーの中でも「華やかでイケてる兄エドワード、大人しくて吃音で癇癪持ちの弟バーティ」みたいな言い方だったけど、バーティも優しい雰囲気の美形だよね…？
『英国王のスピーチ』は開戦スピーチで終わるけれど、このドキュメンタリーはその後も描く。
望まぬ王位継承ではあったものの、懸命に誠実に国民に寄り添おうとしたこと。
ロンドンがドイツの爆撃を受けても疎開せず、国民とともに在るためにバッキンガム宮殿に留まり続けたこと。
知ってるエピソードではあったけれど、改めて観て号泣…！
吃音障害があるにも関わらず戦時中も懸命にスピーチを続けたのが泣けるし、言語聴覚士ローグの存在はそりゃ大きかったよなあ、と納得。
良き王（であろうと本人が努力した）、良き夫、良き父親なのに、終戦から数年後に50代の若さで亡くなっているのも号泣だよ…
ご本人映像のドキュメンタリーを観て改めて感じたのは、
「『ウィンストン・チャーチル／ヒトラーから世界を救った男』でジョージ6世を演じたベン・メンデルソーン、ほんとソックリ！！」
骨格や基本的な顔立ちが似てるのかな…
『英国王のスピーチ』に加え、こちらも改めて観たくなった。
