ロビン

マッキー/Makkhiのロビンのレビュー・感想・評価

マッキー/Makkhi(2012年製作の映画)
3.8
インド発、輪廻転生奇想天外抱腹絶倒コメディという謳い文句はだてじゃない!
予想よりかなりシュールで面白かった。
とにかく頭からっぽにしてゲラゲラ笑いたい時にオススメ!

殺された主人公ジャニがハエに生まれ変わって、自分を殺した奴に復讐するために色々と攻撃を仕掛ける。
最初はハエになった身体に慣れてないから復讐どころじゃないんだけど、どんどん慣れていく過程も良い。
そしてハエVS人間でハエが優勢になっていくのもめっちゃめちゃ笑える。
やっぱり元々は人間だったのでハエになった時に、人の嫌がることを知り尽くしているからその地味な攻撃がめちゃめちゃたまらない。
復讐相手が寝させてもらえずノイローゼになっていくのも面白いし、終盤での追い詰め方半端ない!

それと、一番シュールなのがジャニはハエになってから“心の声”も無く一切話さない。
だいたいこういう動物とかに輪廻転生した時って“心の声”で話したりするパターンがほとんどだと思うけど、全く話さない。
途中でめちゃめちゃ片想いしてたビンドゥに、ハエに輪廻転生したのを分かってもらえる(ビンドゥの涙で自分の名前を書くシーンはグッとくる)んだけど彼女との意思疎通も基本的に身振り手振り〜笑

途中の“I will kill you”にはめちゃめちゃ爆笑する!!

それとハエになる前のジャニが異常なぐらいポジティブ思考の持ち主でちょっと引く〜笑
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