フェミ研ゼミ

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴのフェミ研ゼミのレビュー・感想・評価

4.5
この映画の評価が低いのが悔しくて仕方が無いです。
音楽と、文学の歴史をなぞられたユーモア溢れる作品を、教養のなさから、中二病とか、ひとりよがりだなんて言われてしまうのが悲しい。
何故ジムが、ゾンビではなく、ヴァンパイアを撮ったのか知ってほしいです。
かなり趣味性の高い映画ですが、それだけではなく、ユーモア溢れるメタファーが散りばめられています。今までのジムの作風とは雰囲気ちがいますが、これぞ!ジムだ!と思いました。
この映画はそう言った予備知識があればより楽しめるがスキップしても楽しめるというところがすごい。
嫌味なくこれを楽しめない人は恐らく教養が足りないと自覚しなければならない。と教授に聞いていたので、映画を見る前にパンフレットの端から端まで読みました。ああ、教養があれば、もっと楽しめたのに!と、大学に再度通いたくなりました。
終盤で名もないシンガーの歌を聴いていたアダムとイブの会話がお気に入り。"有名になるには勿体無い"
売れるってことは、バカに見つかるってこと。
この映画楽しめないってことはバカだ。
フェミ研ゼミ

フェミ研ゼミ