このレビューはネタバレを含みます
雑誌LIFEの編集部でネガの管理をする妄想癖のある主人公ウォルター。
映像の撮り方、おしゃれ。
写真家ショーンの捜索を通して、意中のシェリルとの仲も深まっていく。秘密の共有の効力。
「ヒゲが似合うのはダンブルドアだけだ」
嫌味なやつは全員髭ズラ。
「世界を見よう。お互いを知ろう。」
消えた25番(最高傑作)を発見するべく、写真家を探す旅に出る。謎解き。
子どもの頃は、モヒカン刈りのスケボー少年。
カバンひとつで、グリーンランドまでひとっ飛び。本格的に創作開始。
ジャンボブーツグラスビール。
大男から絡み酒。からの、親指の人物。
堂々たる飲酒運転。
妄想応援ソングに勇気づけられ、結局、
ヘリに飛び乗る。
飛び乗る船を間違え、海に落下。
凍死&サメの恐怖。何とか助かる。
そして、無線は海の底へ。
漁船に乗り込む。
貰ったケーキの包み紙に、行先(撮影プラン)が記されていた。
そして、グリーンランドからアイスランドへ。
1台のチャリを巡り、走る、走る。
火山を目指し、壮大な自然を横目に。
よそ見注意。貴重なチャリは破損。
走る、走る。
eハーモニーのトッド、要所要所で電話出かけてくる&友人みたいな接し方。
スケボー少年たちと、物々交換。
言葉が通じないなりに。
ここに来て、スケボーの技術が生かされる。
噴火に巻き込まれ、灰まみれに。
命からがら。
走行中の飛行機の上に立って、噴火の撮影をするショーンを発見。
が、またもや見失う。
かつてのバイト先「パパ・ジョンズ」が登場。
まさかの、モヒカンはパパ作。
急いで会社に戻ると、責任を押し付けられ、クビに。
そして、スケボーを抱え、シェリルの自宅を尋ねると、元夫が出た。
意気消沈で帰宅するウォルターだったが、衝撃の事実が発覚する。
伏線ラッシュ。
3枚目の写真は、ウォルターの自宅のピアノ。
漁船で食べたオレンジケーキは、ママ作。
ショーンは、ウォルターの家を尋ねていたが、お得意の''ぼんやり''で、聞き流してしまっていた。
ショーンとウォルターは、顔を合わせたことこそなかったが、互いにその仕事ぶりをかっていた。
そして、ウォルターは決意を胸にショーンに会うべく、ひとりアフガニスタンを訪れる。
孤独になっても雪山をゆく。
そして、ついに、ショーンを発見する。
ユキヒョウは「幽霊ネコ」。
「美しいものは注目を嫌う」
25番は、まさかの捨てた財布の中に忍ばせてあった。
「その一瞬を大切にする」
時々、カメラが邪魔をする。
現地人との遊び。(バックパッカーあるある)
eハーモニーのトッドが釈放のための証人になるとは。
「ロック歌手に転身するインディ・ジョーンズ」
そして、捨てたはずの財布を母がゴミ箱から拾っていた。
そして、それを会社に持っていく。
「そんなのは額に入れて飾っとけ」
最初で最後の反撃。
大冒険のおかげで、プロフィール欄が豊かに。
解雇通知を受け取りに行くと、シェリルの後ろ姿を見つけ、話しかける。
想像力ゆえのとんだ勘違い。
結局、職は失ったが、シェリルとも上手く行きそうな予感。
ついでに妹も、念願の役をゲット。
発売された表紙で知った、
25番は「ウォルター」を撮ったものだった。
ショーンの粋な演出。