タマル

ラストエンペラーのタマルのレビュー・感想・評価

ラストエンペラー(1987年製作の映画)
4.2
なんとな〜くわかる!!
『ラストエンペラー』
本作は最後の皇帝溥儀の人生を描いた作品である。

1906年 溥儀産まれる
1908年 3歳で即位(数え年)
1912年 辛亥革命で退位
※孫文が中華“民”國を作る
1919年 城に外国の教師を呼ぶ
※学生が五四運動を起こし、政府への不快感が表面化
1924年 城を追い出される
※北京政変で張作霖が北京の実権を握る
1934年 満州国皇帝に返り咲く
1945年 終戦
〜いろいろなことが起きる〜
1967年 溥儀死ぬ
※文化大革命進行中
学生が「既存の権力」を壊しまくる。

溥儀の人生は革命と共にあった。

以下、レビュー。


いい映画でした。
ドラマとしては難点がないわけではないのですが
この規模の映画を作り上げたことそれ自体が感動的だと思います。

溥儀の人生を追想する映画のため、ある程度予定調和の感は否めず演出も斬新なものはありませんが、散々指摘されている通り、絵と音楽は壮大で見ごたえがありました。
何より全く興味がない中国史にもちゃんと関心が沸いたのだから
映画としては大成功だと思います。

まぁ、これだけタイトル獲っているなら別にお薦めせんでもいいと思いますが。
オススメです。面白いよ!
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