改名した三島こねこ

ハンガー・ゲーム2の改名した三島こねこのレビュー・感想・評価

ハンガー・ゲーム2(2013年製作の映画)
3.0
チックタックチックタック

前作は最後のグダグダっぷりが許せなかったので敬遠していたのだが、第二弾のグダグダは割としっかりしていた。そもそも生者は一人きりというのがまあそうなるよねというのを最初から予想させてしまうのだけれど、いや今回のは納得のオチ。

前作が苦手なのに主人公ペアがあまり好感度持てないのもあったのだけれど、今作ではサム・クラフリン演じるフィニックがとてもいいキャラ。傲慢で狡猾って評はどこいったと思わないでもないが、マグスのおばあちゃんの教育がよかったんだろうなあ。次回作以降の活躍にもぜひ期待。

2は正直カットニスよりも世界観の地盤固めとレジスタンス陣営のキャラクター掘り下げに使われた感はある。マネシカケスをシリーズの象徴として掲示したり、ヘイミッチとプルタークの謀略家としての一面を強調したりとやることが忙しい。
しかし最後の生存メンバーやカットニスのチームメンバーには愛着がきちんと沸くようになっているのだから、前作の失望からしたらお見事。

あのクッソ奇抜な髪型のエフィさん、純正キャピタル市民なのに傲慢さ含めて好きになってしまうんだよなあ…初見ではオチとして落石に巻き込まれて死なねえかなとか願ってたのに…