konishike

ウルフ・オブ・ウォールストリートのkonishikeのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

いやもうシンプルに最高でしょ、資本主義へのアイロニー(この映画に数億かかってんのもまたウケる)とスコセッシお得意の栄枯盛衰。脚本にスコセッシ入ってないけど、どういう感じで監督やるってなったんだろう。スコセッシ要素強いなと思ったので、気になる。
はい、好き好き好き好き好き好き!!!!!!好きじゃないわけなかろう。スコセッシさん、私とのグータンヌーボのほうどうぞよろしくお願いします。

過度なストレスを溜めてまで資本主義に翻弄される必要なんかねーわ、適当に生きていきゃええねん なんで自分が就活で保険会社と証券受けなかったか思い出せて、よかったーー
仕事辞めて無職になってもどうにかなるし、どうにかするしかねえし、どうにかできるっしょ、くらいのバイブスで行くしかない。結局朱に交わればなんとやらなので、生活水準変わっても淡々と生活をやるしかないわな。

・11秒
→リリフラとみうらじゅんが結局パートナーは具合だよって言ってました。精神的なつながりがベースにある前提で、私もそう思います。11秒、そういうことです。まあWINWINじゃないと終わるんです、何事も。まあいつかすべて終わるんですけどね…お互いに満足した状態で別れるにはWINWINであるということが前提ですわな。

・エマ
→いやーここはやばいね。「スコセッシすごっ」ってデカい声で言っちゃった。ドーナツの粉からここまで来るのマジでうますぎでしょ。性欲に理性(愛)が打ち勝つシーン見せてもらえて嬉しいです。すべては愛なので…

・ベニハナ
→紅花大好きなのでシンプル爆笑でした、なんなのよ!!!!もう!!誰か紅花行こう

・イタリア
→やっぱりスコセッシイタリア2世なだけあって、ナオミやら旅行やらイタリアガンガン出すねえ いいよねえ

・ドニー
→最後、俺は普通に泣いちまった…カジノの感想でも書きましたが、友人を愛するということをスコセッシはかなり丁寧に書いてますよね。自分の実刑を減らすことと、友人を守ること、両方のバランスを取ったベストな選択。(ドニーが黄色い紙にナプキンを置いて涙目で家族の話をするところ劇やば)
客(知らない他人)は裏切れても、愛している人は裏切れないところに人間味を感じて泣きました。まあ嫁やら家族やらは裏切ってましたけど…良い意味で、そんなもんでしょう。
(一貫してナオミへの愛情は性欲をベースにしたものであり、夫婦間でドニーほど深い信頼関係が築けていたように私は思えないので、腑に落ちる展開です)

・レモン酩酊運転シーン
→レオナルドディカプリオすごすぎだろ、マジですごい。なにあれ?演技、なの?マジかよ 俺っち大好きな「脳が異常状態の時に正常だと思っていたものが全部実はぶっ壊れてた」やつ見せてもらえて最高でした。
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