ひれんじゃく

アメリカン・ハッスルのひれんじゃくのネタバレレビュー・内容・結末

アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

たしかに派手さは無かったけど地味で堅実で、それでいて緊張感のある運びとたまに挟まれる(人間性の)ヤバさにクスッとさせられた。好き。言っておくがそのクリスチャン・ベールは詐 欺 師 で す よ と思いながら見てたらあのラストね〜〜〜〜〜〜最高すぎたよ〜〜〜〜〜忙しくてブチブチ切りながら見てたから細かいところとか到底拾いきれてない。リベンジしたい。

人は信じたいものを信じる。

いつしか詐欺師のことを自分の言うことならなんでも聞く手先で、決して自分のことは騙さないと信じ込んでた刑事。正直どんどん作戦の規模が拡大していった時は(正義を求める心ゆえの強欲を発揮してしまっただけなのかもだけど)「本当にこいつ刑事なんか??????」と不安に思い始めたしだからこそのあのラスト。気持ちいいね。

はじめの髪の毛のシーンの意味を他の方の感想で知ってウワァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜と呻いたので多分こういうシーンがごまんとあるんだろうなあ。タイトルとかストーリーもエンタメっぽいけど多分そればかりじゃないというか。カーマインに真実を告白しに行ったときずっと掛けてるサングラスを外して「君を救いたい」って言ってるところとかウッてなりましたね。詐欺師も人間なんだなあみたいな。友達を嵌めたくはないんだなあみたいな。あそこのシーンでアーウィンの人間らしさがドッと噴出して魅力がさらに増した感じした。
にしてもこれ実話なんですか?狂ってるなアメリカ。最高です。次はもう少し色々なところに注意して観てみようと思いました。そしてクリスチャン・ベールは太っても髪が薄くなっても顔の良さを隠し切れてなかったね。人間としてはクソだけど。
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