Kuroita

her/世界でひとつの彼女のKuroitaのレビュー・感想・評価

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)
4.2
ホアキンの演技、スカーレットヨハンソンの声の演技。
お互いを目の前にしているわけではないのに、すごくリアルだった。
少しだけ先の未来を見た気がした映画。
オフィスやスマホの未来、生活自体は今より便利だけど、人間の未来はどうなんだろう。人工知能がどれだけ発展しても、身体を重ねたいと願ったり、理解してもらいたいと思ったり、寂しくてやりきれなかったりする気持ちのコアは少しも変わらないんじゃないか。
やっぱり人間はこれからも原始的な生き物として未来の中を進んでいくのかもなと思ったり。
淋しさを抱えていくのも人間らしい。
Kuroita

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