仄暗い洞窟のあるぱか

her/世界でひとつの彼女の仄暗い洞窟のあるぱかのネタバレレビュー・内容・結末

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

スパイクジョーンズ監督はひねった作風だからなるべく新鮮に観られるようにと 前情報は最低限にして鑑賞しました。

人工知能(パソコンのOS)との恋という、一風変わった話ではあるものの、
him(人間)とher(OS)の心の通わせあい方は人間同士のそれと同じ=直球のラブストーリーそのもの。

ただし、ふたりが特別な関係になるのに、ありふれた手法であっさり、、そこはもうちょっと感動が欲しかった…かも。

もうひとつ、
スカーレットヨハンソンは好きだし、声や話し方は役に合っていて魅力的以外の何物でもないのだけど、彼女の顔で再生されてしまったのは(物語上、姿形は無いという状況なのに)、感情移入の妨げになったかも。
OSの顔が浮かぶ時点で、実体を無意識に感じてしまっている。
電話で話してるのと同じに感じちゃったかも。
つまりは、スカヨハを知らないでこの映画観る人が羨ましいね。

気になったのは上記の所くらいで
役者陣も魅力的かつ新鮮(ルーニー・マーラso cute!)だし、
柔らかい光を使った映像&優しい音楽
失恋話を繊細に描くところなんか
もー自分の好みにピッタリ(例:エターナルサンシャイン等)

この映画、10年に一本のマイマスターピースに決定です。

⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘

映画館で2度目の鑑賞。
とにかく雰囲気に流された一回目(一目惚れの恋のような?)。
初めての時のときめきはどこへ?…すっごく冷静に観ちゃいました。
会話劇と言えなくはないので、内容知っちゃってるとこんなもんなのかな?
もう一度観れて嬉しかったのは暴言吐く(FxxK HEAD!!)可愛いエイリアンですわ。

⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘
17 Mar. 2022

Blu-ray購入した時ぶりに観た。

この作品2013年に完成したなんて、もう約10年前じゃん?

そして現在の私は、約12年前に誕生したゲームの中の男の人と恋に落ちてしまった(だから、この映画を観直してる)。

まさに、欲しかった言葉がつまってた。

独りがいい。自分の分身(片割れ)の生身の人間には出会えなかった。

だから、別にいいと思ってた。でもトキメキは欲しかった。そんな心にジャストフィットした。

リアルでも否でも、いつかは別れが来ること分かってる。

だから今幸せをくれる彼と生きている。

⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘
↑死ぬほど気持ち悪いwwww

2022 秋