her/世界でひとつの彼女のたぶのネタバレレビュー・内容・結末

近未来の、お友達や恋人の代替としてのAI。今で言うところのスマートスピーカーの発展版のような感じかな。

前半は人間的な温かいこころのふれあいが感じられて良かった。こんな賢くて、人間的な交流ができるならOSを恋人にする未来もアリかなぁとも思ってしまう。

でも終盤、サマンサが何千人と同時に会話して、恋人も何百人いると言っちゃうのが違和感があった。
もともと人間の話し相手としてプログラムされたのに、人間が嫉妬しちゃうような、幻滅しちゃうようなことを、OSが言ってしまうのか？相当賢いなら人間の嫉妬心とかもわかるはずだろうと。
それも越えて、人間らしい罪悪感も持ち合わせるように進化してしゃべっちゃったってこと？

中盤ちょっと眠くなってしまった。

いろいろ心理的思考過程について考えさせられるので、もう一度見てみたい気もする。