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インターステラーのfishmuttonのレビュー・感想・評価

インターステラー(2014年製作の映画)
4.0
今まで観たクリストファー・ノーラン作品では一番好きかもしれない。
なかなか辛いけどね。愛は次元を越える。そんな話。なかなかロマンティックな話だと思った。

砂嵐が吹き荒れ、作物は死んでいき、人類の存続が危ぶまれる近未来の地球。父は子を地球に残し、まだ見ぬ銀河の果ての惑星を目指す。

観ていて思ったのは、彼らは優秀な科学者なんだろうけど果たして宇宙飛行士適正が本当にあるのか?ということ。あったとしても、任務が過酷すぎるのか。
地球から遠すぎる土地、一方向の限られた通信、孤独、時間や資源のプレッシャー、見捨てられるかもしれない恐怖・・・。
「残された者ー北の極地ー」の主人公思い出した。彼はすごいな。

3時間長すぎだろと思ったけど、意外とみれちゃうのがすごい。

私は今生きている人類を救えないから、新天地でコロニーを作り種を存続させるというのには賛同できない。今苦しみながら生きている者達を救うすべがないなら、地球と一緒に人類は滅亡しちまえと思う。人類という種の存続ってそんなに大事か?地球の食料もないのに?種の存続なんてのを面倒臭く考えてるのって人間くらいなんじゃないか。

ハッピーエンドでよかった。
時間は残酷なり。時空の歪み・ちょいループがノーランさんは好きなのかなと思った。
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