だんごむし

インターステラーのだんごむしのネタバレレビュー・内容・結末

インターステラー(2014年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

ちょっとご都合主義で出来過ぎではあったけど、クライマックスのシーンはよかった。クーパーが娘に時を超えて伝えようとするシーン。
未来の自分たちが過去の自分たちを救うっ言うのも。
ファンタジー要素多めのSFって感じ。
悪くない。
あと、マット・デイモン?はすごい人間臭いキャラだった。
オーシャンズ11でかわいくておぼこなマット・デイモンを知ったばっかりでこれをみたから、マット・デイモンが一番タイムトラベルしてる感あった。映画と映画間のタイムトラベル。

あなたが私のゴーストだったのね。
自分の娘の方が先に歳をとっておばあちゃんになっちゃってるのはせつなかった。でも会えてよかったね。

科学よりも愛。理性よりも直感。が、正しい答え、解決策に導いてくれるっていうのは新しくておもしろかった。
「ゴースト」にたいして娘の直感の方が父よりただしかったり、と言うのがよかった。

ノーランって歴史物しか取らないと思ってたから、SFも取ると知ってびっくりした。
歴史と未来と、ベクトルが逆なだけで描きたいことは案外一緒だったりするのかもね。
それこそ、時空が丸まって繋がってる。
てきな。

時空が丸まって繋がってる。過去と未来と現在が繋がってる。スポットライト理論みたいに?
とかも、意外と本当にあり得るのかも。私たちが今、客観的で科学的と信じてることは狭くて、それだけが真実じゃないのかも。それだけが現実じゃないのかも、と少し視界が開けた。
今知っている範囲の科学よりも広い宇宙が存在したら面白いな。
私たちが発見しすぎないように何者かがコントロールしてたりして?、ね。

いま「非科学的」と言われてることに、「科学的に」アプローチしていくのも面白いかも。

No one believed meでも、研究を続けた、父が戻ってくると言う父の約束だけを信じて研究を続けて、その結果たちをも救ってるの、
そう言う父と娘のつながり、よかったなあ。絆。
一緒にいる時よりも、一緒にいれなくなってからのつながり。不信感から、そのあとどうやって信頼へ、取り戻したんだろう。
だんごむし

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