仄暗い洞窟のあるぱか

インターステラーの仄暗い洞窟のあるぱかのネタバレレビュー・内容・結末

インターステラー(2014年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

公開時のポスタービジュアル(遠目に見るとスカイツリー)やタイトルから、よくあるハリウッドのSFものだと思ってました。
ノーラン監督の『フォロイング』『メメント』は、当時観てもピンとこなかったのでそれでクリストファー・ノーランの映画はそれ以降全然チェックしてこなかった。

今年最後に何観よーって時に、たまたま友達が2人ほどインターステラー要チェック!言ってたのを思い出して、全く前情報無しで観た。


始まりから良くある映画じゃないのがすぐ分かった、フィルムだし!<Kodak
SFでデジタルじゃないってゴイスー。監督的にはSFだろうが、本当に存在するものを撮りたいということらしいです(TV Bros.のインタビュー)。

今までマシュー・マコノヒーの映画殆ど見たことなかったから、役者陣の顔ぶれも新鮮に感じました。
アン・ハサウェイが出てるのだけは知ってたですけど。彼女の顔好きです。

マーフィー役の女の子の演技というか存在がピッタリ過ぎて、話にハマリこんだ!

物理学とか科学とかの言葉が飛び交うので全部理解する事は無理なんですけど、主題をそこに置かず愛や生命について考えれば誰もが共感できる映画だと思う。

そこ、展開早くねー(そんなあっさり?)とか逆に冗長に感じるシーンもあるにはあったけど、凄く意味不明に展開するけど物凄く面白い夢とか観るあの感じ。

まぁ、共感よりもとにかく圧倒されましたけど。
確実にエポックなメイキングやで!!
正直、アルフォンソキュアロン監督のGravity、序章に過ぎなかった感が。。(映像は勿論革新的で間違いなく傑作だけど、内容や印象はうーん…こっちだわ←キュアロン信者なので大きい声では言いにくいけど)。

とりあえず『メメント』とかまた観てみようだし、その後また映画館で観たい映画!

というか、ジョナサン・ノーランの脚本なんだ!(Person of interest好きで観てた〜)