トリ

インターステラーのトリのネタバレレビュー・内容・結末

インターステラー(2014年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

すっごい映画だった。
途中まで完全に胸糞映画だと思って見ていたので、救いのあるラストでほっとした。あんな誰一人体験した事がないようなしんどい思いをして、宇宙の誰にも見つからないような場所で死ぬなんて辛すぎる…
主人公にとってはハッピーエンドで終わってスッキリしたけれど、いくつか腑に落ちない所も残っていて、そういうところもまた考察の余地があって楽しめる面白い映画だなと思いました。人の考察をいくつか見たけど、複数回観てます、って人が多くて納得。
・マンがクーパー殺そうとした理由
・クーパーが助かったわけ、彼ら(5次元)をおれたちが呼んだという台詞
このへんがよくわからなかったので、色々考察読んだうえでまた見てみたいな。三時間あるから、ちゃんと体力がある時にでも…

あとTARSが超好き。ユーモア70%のせいか(笑)、感情があるんじゃないかと思ってしまう。
意味深な正直度90%の設定を深読みしてしまって、クーパーが死ぬ時「これで人類は救われるんだよな…?!」ってTARSに問いかけて、人類は救われないと答えるのが正しいけど死んでいく人へは優しい嘘をつくようプログラムされていて「ああ、君のおかげで救われる」って答える…みたいな胸糞悪いラストだったら嫌だな…と思ってハラハラしてました。ちがってよかった。プランAが不可能という計算結果がわかっていてもあえて伝えない事に矛盾を生じさせないための伏線だったんですかね?
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