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獣人繁殖のyaaaのレビュー・感想・評価

獣人繁殖(2001年製作の映画)
4.0
一般的な感覚からすると「クソ映画」以上「B級映画」未満なのであろうが微妙に面白く愛嬌もあるかと思う。
ストーリーは簡単。文明荒廃した未来、洞窟に住む少数の人類。自由を求めて外の世界へ飛び出す若者たち。たどり着いた先は2000年代の文化が残る謎の施設。そこには謎のエロい兄ちゃんとねえちゃんが。
ここからSF的な話は薄くなり、酒、トラッグ、乱交とムフフなことばかり。
監督が「KIDS」のラリー・クラークなのだが高尚なこと全く無くていつものクソガキらの享楽貪りつくすのが展開する。見事な作家性である。
おっぱい、お尻出し惜しみしないという期待を裏切らない展開。
おっぱいは形のいいのがなくて、これまたいつものリアリズムか。
ラリー・クラーク節堪能したとろでの最後は結構な迷シーン連発で「この映画あかんやつやん」とは言い切れない。
スタン・ウィンストンのまあまあな特殊メイクが後押して悪ふざけ全開なところが愛くるしい。
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