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子宮に沈めるのmincharosのレビュー・感想・評価

子宮に沈める(2013年製作の映画)
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これは辛すぎて二度と見れない。。。
途中何度もやめようかと思ったけど、がんばって最後まで見た。

全然内容を調べないで見て、あ、これ知ってる、、、って思ったんだけど。
山田詠美「つみびと」、ノンフィクション「ルポ虐待」を読んでたわ。
文字で読むのと映像で見るのはやはり映像の方が辛い・・・
子役の子が可愛すぎるし、可哀想過ぎる・・・

ニュースなんかでたまにこういうの聞くと、なんてひどい母親なんだろうと思いがちだけど、
この映画だったり、↑の本だったりで、母親にもそうならざるを得ない状況があったわけで。(この映画ではあんまり背景描かれてないけど)
孤独で子育てをしてしまうとこういうことが起きてしまうわけで。。。

ドアや窓をテープでガチガチにしてなければ、子供の泣き声等で近所の人が助けてくれたりしたのかなあ?とか。
でもそうなること(発覚)を恐れて、母親は子供が外に出ないように閉じ込めたんだし。

まだ一人じゃ何もできない3歳の女の子が、弟の為にミルクを作ってあげたり、ベビーチェアをゆすってあげたり。
まだギャーギャー泣いては我儘ばっかり言う年頃の子なのに・・・

物語の最初ではあんなに子供思いで笑顔を絶やさない母親だったのに、旦那に捨てられ収入もないとなるとああなってしまうギャップ。
最後、やっとママが帰ってきた!!って私もホッとしたのに。。のに。。。
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