タイトルとこのジャケットではどんな話かさっぱり想像もつかない。
どんなだろうと恐る恐る観たら思ったより面白かった。
結局あまり関係なかった。
ヒロインで一児のシングルマザーがとても勘が鋭くて賢く、物語の展開を次々進めてゆく。
これはちょっとずるいとは思う。
本当ならもう少し状況証拠等が示されて観客も巻き込んで推理できたら面白い。
映画に出てくる聖職者は堕落しているのが相場なので、すぐピンとくる人もいるのかもしれないが。
ファンタジー的雰囲気も感じ、ホラーの要素も感じるので、このあと幽霊でも出てくるのか、それとも普通のサスペンスなのか、なども含めて先が読めなかった。
幼い娘は、意思が強く何事にも興味津々、二度も行方をくらますが、結果として犯人を誘き寄せることとなった。
前半はじわじわと、後半は慌てて展開した印象。
純白の部屋はぞっとした。
最後だけは救いがあって良かったが、あの後どうなってそうなったのか、説明がごっそりないので観客が補うしかない。
途中挟まれるグロシーンは本筋とは関係なく、とってつけたようでもある。
怖いですよー、と言うかのような。
テューバが強く賢い母なのは良かった。
悪役との対比も生まれる。
それと、例え演技でも子どもの身体に触れるのは
個人的に許容できない。CGなら良いが。