大学生ぶりに鑑賞。当時は「私この名作観てますよ」マウントで内容よくわかってないのに好きな作品などに挙げていた気がする。ただ、とてつもなく映像が美しく芸術的で衝撃的を受けた、という記憶はある。
ひさしぶりに見てみると、ほぼ内容は覚えておらず、ポエティックかつ哲学的すぎて「わかりそうでわからない…どういうことなんだ…」とハテナが浮かびつつ、やはり映像が素晴らしくて見入ってしまう。
そしてクライマックスのシーン。当時の衝撃を受けた記憶が一瞬で蘇ってきた。
温泉の男のラスト。絶妙に音が歪み出す第九。ワンカットの蝋燭のシーン。
やはり、そう簡単にこの映画を超える映像作品にはお目にかかれないだろうな、と再確信。ひさしぶりに見て良かった。