グランド・ブダペスト・ホテルのこつばんふぃるむのネタバレレビュー・内容・結末

ウェスアンダーソン作品を視聴したのはこれが2作目。
どの場面を切り取っても、インテリアの色使いやテキスタイルのデザイン、中央の人物にフォーカスした左右対象な画面構成が印象的だった。
カメラワークも独特で、場面の切り替えのテンポの良さは見ていてどんどん引き込まれた。
スキーのシーンや、ロープウェイの移動のスピード感では、ストップモーションは、変なチープさがなく、コミカルな動きで面白かった。ウェスアンダーソン監督の画面構成のコストにかける絶妙なセンスの良さ？(なんて言っていいのかわからない)に痺れた。
シアーシャが出演しているとは知らなかったので、アガサが出てきた時は驚いた。相変わらず美しくて素敵だった。
式を挙げている時の語りが悲しくて涙が出た。
戦争なんて繰り返すものではないのに、文明を得た人類は同じ過ちを繰り返のであった…やはり駆逐するしかないのか。