格式高いホテルのコンシェルジュであるグスタヴと見習いボーイのゼロの思い出。
顧客のマダム・Hが殺され、遺産争いに巻き込まれる。
ホテル内での話かと思いきや、殺人の謎を解明すべくありとあらゆる場所で2人が躍動する！
読み始めた本の中で、小説家が語る思い出の中の、登場人物が語る思い出という構図。
なので時代設定は戦前。
色んな規制とか法律とかガバガバな感じがいかにもコメディでふふっと笑える☺️
レイフ・ファインズって悪役のイメージだったけど、ピンと伸びた背筋と信念に基づいて行動する様が格好いい✨
そんなグスタヴを信頼するゼロとの師弟関係も素敵。
色彩が鮮やかでテンポが良いので、おとぎ話を読んでいる気分になりました。
