ぶちょおファンク

ザ・コール [緊急通報指令室]のぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

2.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤★3 中盤★2.5 終盤★1.5

後発となるデンマーク映画『THE GUILTY/ギルティ』(★2、ハリウッドリメイク版も同じく★2)鑑賞後に今作を知り観たかった作品。

見どころ
◯序盤の緊張感が半端ない。

気になる点
●ジョーダンの飲む精神安定剤💊のバカデカさ…!日本の3倍くらいの大きさはありそう…。
●ただ車のトランクに入れるだけで手足の拘束はしない犯人。


☆総評
長年思っているが本人は“ハリー”と名乗っているのに何故か“ハル”・ベリー表記の謎…?(彼女の出始めにはハリー(ハリィ)表記の媒体もあった)
ユマ・サーマンは本来“ウマ”であり、日本の配給会社のイメージ戦略でハリーがハルとなっているのだろう…。

それはさておき、終盤に入るまでは“電話での通話”にハラハラドキドキもしたけど、
いざ山場を迎えるとジョーダンは緊急通報司令室を離れ力技な展開、
そしてそのオチにはスッキリせず、非常に安っぽいサスペンスの後味が残り良作(★2.5以上)と評価できる仕上がりとは思えず凡作。

IMDbでは現在★6.2/10程度のスコアも頷けるし、サイコな犯人も中途半端でしかなく安っぽさを際立たせるが、
監督と脚本家のキャリアからするとこの程度のクオリティーの作品に落ち着く技量やセンスなんだろう。


2023年134本目(+短編12本)