あんがすざろっく

キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャーのあんがすざろっくのレビュー・感想・評価

4.7
先日「マイティ・ソー」を鑑賞し、そのままパート2の「ダークワールド」に!と勢い込んでいたのですが、諸々の事情からインターバルを挟み、こちらを先に鑑賞。

「ファースト・アベンジャー」は第二次世界大戦中が舞台だっただけに、往年のアクション活劇を彷彿とさせる作風になっていましたが、2作目の「ウィンター・ソルジャー」は現代に移り、趣きもガラリと変わって切れ味抜群のパワーアクションになってました‼︎時系列的には「アベンジャーズ」の後ですからね。僕はダンゼンこちらが大好きでした‼︎
勿論、キャップの個性を活かしているのはパート1だと思うのですが、こんなバージョンアップは想像していなかった‼︎

冒頭のレムリアスターでの戦闘から息つく暇も与えない、スピーディーな展開。
殴る、蹴る、叩くのアクションに応える、見事なSE。
「ボーン・アイデンティティー」を思い出してしまう程のハードボイルドタッチと、エッジの効いたアクションとバイオレンスは、見ていて胸のすく思いでした。

キャップもフューリーも窮地に立たされ、その描写が容赦ない。
映画作りの気迫を感じました。

ナターシャもカッコイイし、セクシーだし、エレベーターでのキスシーンは、本気でキャップに嫉妬しましたぜ。
この先キャップの新たな相棒となるサムもいよいよ登場。左から失礼。

S.H.I.E.L.D.の幹部ピアースに、何とロバート・レッドフォード‼︎

あと、地味ですが、キャップのお隣さん、エージェント13を演じたエミリー・ヴァンキャンプも綺麗でしたね。

そして何より、キャップ達を狙うウィンターソルジャーです。その後のMCUを大きく揺るがす存在。ナターシャがラストにキャップにウィンターソルジャーのファイルを渡す際、こう語ります。
「気をつけて。これは危険よ」と。
そう、正に危険過ぎたウィンターソルジャーの正体。これがちゃんと次作の「シビル・ウォー」でも効いてくるんですから、些細な台詞も聞き逃せません。

些細な台詞といえば、フューリーの台詞も。

「俺は信じた相手に片目を奪われた」
この真相は「キャプテン・マーベル」まで持ち越されましたね。

本当にMCUって、どこまでも広大なユニバースです。これだからMCUはやめられないです。

監督はジョー&アンソニーのルッソ兄弟。
この二人、どれだけ観客の予想を覆す作品を送り出すんでしょうか。全く驚かされます。

エンドゲームの新予告も、小出しで期待煽りますよね〜。
ミラノ号に乗ったあのメンバー達‼︎操縦桿を握るのはまさかのあのキャラ‼︎
このシーンだけで、どれだけテンションあげてくれるのよ⁉︎

もう2週間余り、平成の終わりと共に、どんな終焉が待っているんでしょうか。
ウズウズが止まんない〜‼︎

MCU 9作目
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