このレビューはネタバレを含みます
前知識なしで視聴。
タイトルから依頼人が誰か突き止めたらある人だった!みたいなの予想してたら、全然違って、気付いたらおじさまの恋愛が始まってびっくりした。
PG12だったので何が引っかかってるんだろうって思ったけど、これは確かに色々引っかかる……。
本物と偽物を見抜いてきた鑑定士が偽物を見抜けなかった。「偽物の中にも本物が宿る」という言葉が繰り返されてたので、演じてたけども多少の愛があったから見抜けなかったってことなんだろうか……。
暴力受けるシーンが出てきた理由としては、家を出られなかった偽物クレアがヴァージルのために出た=本物の愛と証明できるってことなのかと思ったが、今思えばあれって全部仕組まれてたのかなと思うと、詐欺集団側サイドが見たくなった。
絵画で囲まれてたのに最後は時計?歯車?で囲まれてたのも意味がありそう。見終わった後も考察できて面白い作品ではあるが、ハッピーエンドとは言い難い後味、個人的に不気味でなんとも言えない気持ちになった。