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鑑定士と顔のない依頼人のInghtedsのネタバレレビュー・内容・結末

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

<感情移入 2/5>
主人公が、紳士的ないい人おじいさんとして描かれているのに、ズルしてお金を稼ぐという描写がすごく邪魔になっていて、結局どういうキャラを描きたいのかわからなかった。しかもキャバ嬢に本気で恋愛してもらっていると勘違いしているおじさんにしか見えず全然感情移入できなかった。
ストーリーは、前半は謎が深くて先がみたいと思えたが後半は謎要素がなくなってあんまりだった。

<ワクワク 4/5>
どんでん返し映画という事前情報

<驚き 2/5>
「もしこの映画にどんでん返しがあったら」と考えたときに、大体1番最初に思いつくそれが採用されていたので、もうちょっと予想の斜め上から来て欲しかった。
→しかし、そうなるとこの映画のテーマが崩れてしまい、どんでん返しのためだけの映画になってしまうので、バランスがすごく難しいと感じた。

<良かったところ>
とにかく画がきれいで、ただただ眺めていたい気持ちになった。

ろうそくが溶けるのを待つシーンがなんか好きだった。

出来上がった鉄人形が喋るシーンが奇妙で良かった。

<残念だったところ>
前半の、顔が見えない状態で依頼人の家に通うシーンは、謎が深くてワクワクしたが、後半からは恋愛になっていて、あまり入り込めなかった。
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