「贋作の中に真実は宿るのか。。」
以前から気になってはいた作品だが、
なかなか見る気分になれなくて
先送りにしていた作品。
まず映画を見終わって思ったことは、
「見事にやられた。辛いな。」だった。
この映画は前情報無しで見るべき映画。
最初から最後までじっくり見るべき。
自分は見終わった後に?マークが何個か
浮かんだので色んなサイトで解説を見たが
色んな所に伏線があり、最後にはしっかり
全部回収して終わっている映画。
じっくりと集中しながら見るべき。
決して片手間では見てはいけない。
愛というものは時として
その人間の性格であったり行動というものを
大きく変えてしまうものである。
その結果、いい方向に転がる時もあれば
悪い方向に転がる時もある。
例えば、その愛が贋作から作られたとしても
真実になりうる可能性も秘めている。
それ程までに人間という生き物は、
愛に救われ、愛に破滅していく
弱い生き物なのかと考えさせられた。
<あらすじ>
天才的鑑定眼を持ち、世界中の美術品を仕切る
一流鑑定士、ヴァージル・オールドマン。
(ジェフリー・ラッシュ)彼のもとに、
ある資産家から鑑定依頼が届く。
屋敷を訪ねるも、謎に満ちた依頼人の若い女は
偽りの口実を重ね、決して姿を現さない。
不信感を抱くヴァージルだったが、
屋敷の床に、本物ならば歴史的発見となる
ある美術品の一部を見つける。
独自に調査を進めながら、
依頼人の身辺を探り始めるが。。。
[参考サイト]
https://www.hermes.com/jp/ja/story/maison-ginza/studio/170503/