ゲオルギー・ダネリヤの作風なのかジョージア人の気風なのかは知らないがダネリヤ映画に出てくる人々のほのぼのした塩対応がなんとなく沖縄っぽくて好きなのでそういうのがたくさん観れる、っていうか映画全体に沖縄的な塩っぽさが充満してるのでその空気だけでも楽しめた。
この、笑うに笑えないユーモア。突発的な暴力と宴会。名誉の戦いと遊戯精神。楽天的な悲観主義。どうしようもない貧苦に苛まれるどうしようもない人間たち。
そんなに面白くないところも込みでダネリヤの映画という感じがあってよかったです。そんなに面白くはなかったけれど。