改名した三島こねこ

ビーチ・シャークの改名した三島こねこのレビュー・感想・評価

ビーチ・シャーク(2011年製作の映画)
2.7
奇襲のイエザメ
概念攻撃のゴーストシャーク

そして物量戦のビーチシャーク

ヘタレキャラクターの成長物語が好きな観客にはたまらないサメ映画。嫌味とかではなく本当に主人公のジミーがいいキャラしてる。

ジミーの魅力はすごくカッコイイとかではない。むしろすごくカッコ悪い。例えるならば『ONE PIECE』のウソップ海賊団編のウソップを見ているような気分。
普通の映画ならばただのチンピラで終わるはずのジミー。しかしバカでアホという二点以外糞野郎要素がないので、準主人公格なのもありなんだか最後には愛着が湧いてしまう。

サメ映画につきもののガバガバ物理理論も所々で観客を笑わせてくれる。ビーチの砂は普通そういう使い方はしないから。

日本映画とかでもよくあることだが、広告でネタバレしてしまうのはどうにかなりませんかね。