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ウォールデンのBigsのレビュー・感想・評価

ウォールデン(1969年製作の映画)
3.9
180分長かったー、でも面白かった。
映画の特性で遊んでやれというある種の無邪気さもあるような気がした。

途中で監督が映画とは「光と、動きと、、、」とか言ってたけど、まさに動き=カメラワークと、光=色、そして編集を駆使して遊んでやれという感じがした。
・サーカスのシーンは、音楽に合わせた編集を試しているようだった。
・子供がトランポリンでジャンプしてるシーンは編集のテンポで異様な動きになっていたし、最後の方では映るのが猿になって編集の妙で面白かった。
・赤い服の人がちょくちょく出てくる。カラーによる絵的なショックがある。
・ウェンディの結婚式は毒々しいストロボみたいな映像で良かった。かなり疲れたけど。
・ニューヨークの夜景で、暗闇の中ネオンだけ浮かび上がる。

前衛的な映画であるけど、セクシャルだったり、バイオレントな物(裸体や血等)がほとんど出てこないのは珍しいなと思った。
ジョンレノンやオノヨーコも出てくるから、監督自身ラブアンドピースな人なのかな。
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