誰もが一度は経験したことがあるだろう。
朝起きたとき「夢か…」という感覚を…
そして、考えたことがあるだろう。
どんな夢の世界だったかを…
後悔するほど
これがずっと続けばいいのにと思うような理想のシチュエーションを夢で投影する。
世界観はSF感のないマトリックス。
夢の中の時間はまるで精神と時の部屋。
目が覚めると
夢と現実の区別がつかなくなり、なかなか現実の実感が湧かないことがある…。
誰もが認識していそうで意外としていない観点から“夢”というテーマをチョイスしてオリジナル脚本を手掛けたノーランワールドは非常に興味深かった。
感覚を研ぎ澄まして鑑賞しないと理解不能になりそうな作品だった。
列車を待ってる
遠くに連れて行ってくれる列車を
望む場所へと連れて行ってはくれるけど
それがどこかは分からない
それでも構わない
どうして?
一緒だから
彼にとって
トーテムが回転する・しないは
もはやどうでもよかった…🪐
※2回目鑑賞
2021年/7月18日/Netflix