森に住む“浮浪者”たちの陰謀?
冒頭の聖職者たちの浮浪者粛清から始まる、
一体何が起こっているのか解らない展開・・・が、流石オランダの奇人、オモロく進行してくれるので、根幹が解らなくとも、オモロい。
そんな感じでノセられるのだが、ゴールに入っても、そのゴールが解らなかった。即ち、オチが解らない・・・
本作をポン・ジュノは観ているのだろうか?
“パラサイト”も真っ青な展開があるのだが・・・
奇才の選ぶヒロインは、毎回、エロい。
今回もその肉厚ブリと肌の色が堪らないが、そんな彼女がクリストフ・ヴァルツ似のS男に欲情MAXまで高められる様は、観ている側が見事に放置プレイにハメられて、ウズウズ、ズキズキ、する。
しかし、冒頭に仄めかされるアレは、如何なのだろうか?
ラスト、あの家を引き上げる一団は、自分の“国”へと還るのか?侵略はおろか、その一団の後ろ姿は、まるで“受難”の趣きである。