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ホドロフスキーのDUNEのyukaのレビュー・感想・評価

ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)
2.5
ハルコンネン城のスケッチめちゃくちゃいいな。

「映画を作る時は原作から自由になるべきだ。結婚と同じようなものだ。花嫁は純白のドレスを着ている。純白のドレスのままでは子供は作れない。こうして脱がさなきゃダメだ。花嫁を犯すためにね。そうすれば自分の映画を作れる。私はハーバートの原作をこうやって犯したんだから大きな愛を持ってね。」
って発言がどうしても好きになれない。rapingって単語をにやにやしながら言ってるのが気持ち悪すぎた。もっとジメジメ内向的な人だと思ってたのにすごく加害的でしんどくなった。気持ち悪い。with loveなレイプって何?原作好きな人からしたらバカにされてるように感じてしまう。

シャラメの映画もやたら素肌晒してるから心配だけどなるべく原作にそってて欲しい。

そこまではとても良かったのに。

うわ…ホドロフスキーすきになりかけてたのにらすと30分でめちゃくちゃ嫌いになったかもしれない。

作りたい映画を作るという意思は素敵だけど。

確かにリンチのDUNEは全くわからんかっけど。

音楽だけはまじでDUNEのイメージにめちゃくちゃ合ってるな。

絵コンテがとても素晴らしいのはとても分かるけど。こういう映画にありがちな全力わっしょいムービーすぎて飽きた。やっぱりドキュメンタリーは好き嫌い別れるな…

しかしこれのおかげで『リアリティのダンス』できたと思うと感慨深いな。
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