今が旬のグザヴィエ・ドランが監督と主演を務めた映画。グザヴィエ・ドランは「たかが世界の終わり」という映画が絶望的に合わなくて、それ以降見てなかったんだけどフォロワーさんが好きな映画で教えてくれたので見てみた。
結論から言うと今回も微妙だったな。なんか全体的に自主制作映画のような荒っぽさがあって、それが質低く感じちゃってのめり込めなかった。登場人物も暴力的な人と何考えてるかよくわからないグザヴィエ・ドランがメインで共感できなかった。溢れ出る手作り感にバッファロー'66という映画を思い出した。
終盤で暴力的な人がダサいUSAセーターを着てるのが謎だったんだけど、あれはカナダを振り回してるアメリカのメタファーというレビューを見てなるほどな、と思った。グザヴィエ・ドランはカナダ出身だよね。
この映画が好きだと言ってくれた方には申し訳ないけど微妙な映画でした。
