No.1601
2013年 アメリカ映画
アクション映画を代表する二人のW主演の映画と言うことで話題になったこの映画はよく覚えてはいる。しかし残念ながら私はこの頃すでにシルヴェスタ・スタローンの映画は観なくなっていた。飽きていたに違いない。
ところがこのところ、フォロワーさんのレビューを読んでいて、無性にあの頃のアクション映画が観たくなった。それでこの映画を選んだ。
やっぱり面白い。シルヴァスタ・スタローンはアクションもそうだけど、映画を面白くするコツみたいなものを知っていて、そちらの方を堪能させてもらった。
自ら収監され、刑務所の盲点を付いて脱獄する有名なセキュリティ・コンサルタントであるレイ・ブレスリン(シルヴァスタ・スタローン)。まずはオープニングでその腕前を見せる。観客になるほどと思わせる。
このあたりが上手い。よくあるパターンなんだけど。
そして今回は、CIAからやってきた女性ジェシカの依頼だ。それは連邦政府が極秘支援している絶対に脱出不可能とされる非合法の監獄だった。
ブレスリンは依頼を承諾し、ポルトスの偽名を与えられ、拉致同然に連れて行かれる。そこは今まで見たことがない造りの監獄だった。
この監獄で彼に近づいてきたのはロットマイヤーと名乗る男(アーノルド・シュワルツネッガー)。
二人は次第に親しくなり、ブレスリンは脱獄を試みていることを明かすのだが…
この映画、敵役のホブス所長役ジム・カヴィーゼルが好演はしているものの、あと一つ弱い。こんな映画は悪役がどれくらい憎たらしいかで決まる。非情なら非情なだけいい。
残念ながら、相手が世界の英雄二人だけに、ジムが相手するにはどうしても役者が違いすぎる気がした。あと一人大物が欲しかった。例えば、ロバート・デニーロぐらい据えたかった。無理か⁈😆