【こんなにも泣いた映画は久し振りかもしれない】
これは良作。
刑務所モノといえば、『ショーシャンクの空に』がありますが、ヒューマン色が強いというよりは『ライフ・イズ・ビューティフル』のようなコメディ色が濃かったです。しかし、泣かす所はしっかり泣かしてきます。ラストは鼻水が止まらなかったです。
冒頭は疑似裁判で始まり、そこから回想風に本編が展開していきます。なので、結末は何となく分かって来るが、それでもしっかり泣けます。
分かっていても、辛いんです。
子役の活躍抜きには本作の魅力は語れません。彼女の可愛らしさは何ものにも代えがたい正義があります。
同じ監獄に収容された“仲間”が、犯罪者なのに何とも愛くるしい。
父親の愛を感じる素敵な一本でした。