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胸騒ぎの恋人のabokadoのレビュー・感想・評価

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)
4.3
初ドラン監督鑑賞。タイトルの『胸騒ぎ』の通り胸が終始ザワザワした。1人の男をストレートの女と同性愛の男が好きになり三角関係になるという話。女心はナイーブで傷つきやすく壊れやすい、また同性愛も同じく、いやそれ以上にナイーブなのかもしれない。ストレートと同性愛の様子を交互に写すことにより自分の知らなかった同性愛者の愛する気持ちが女心とリンクしてわかりやすい。それをドラン監督が演じることによりリアリティが増す。男×男の絡み合いは演出にこだわっている気がした。マリー役の人も哀愁があって良い。また音楽もここぞ‼︎て時のナイスな選曲。もっとこの未知の世界について知りたいと思った。
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