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それでも夜は明けるのryotamukaiのレビュー・感想・評価

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)
2.5
奴隷制が敷かれていたのはアメリカ南部だったけど、北部のほうが対黒人に対する印象は悪かった。
北部で誘拐・人身売買されて奴隷になったとき、引き取ったカンバーバッチが優しかったのは不思議だなと思ってたけど、上のことを知って納得した。

ソロモンが受けた仕打ちは許されるものではないけど、自由黒人だと分かったらちゃんと解放されたのは意外な気がする。当たり前のことではあるけど、その辺はきちんとしてたんだなって。
イギリスとの対比のなかで、アメリカは中央集権的な警察機構がなかったから、現場に近い警官の裁量が大きかった。そういうことを思うと余計にソロモンの解放はすごいことだったんじゃないかと思う。

暴力シーンが長くて辛かった、観た後にどっと疲れる。
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