映画公開の前日にテレビのスペシャルがあったが、ももクロがメインだったせいか、本放送よりちょっと緩い出来になっていたので、映画の方は大丈夫かと少し心配でした。
なにしろ映画の番宣では、マリウス葉くんが王子様姿で出ていたので…。
しかし、心配は杞憂でした。
ドラマでは悪夢ちゃんの夢に出てくる、人間の表層からは分からない深層心理の解釈が難しく、大人も考えさせるところが多い内容だったのですが、
映画版もテレビ同様深いストーリー展開になっていたので満足できました。
佐藤隆太が、初めて見るようなしっとりした演技でよかったです。
マリウス葉くんはせっかく良い役なのに、ラスト近くで号泣しなければならないところを、まさかの「ええ～ん」と、うちの子供の嘘泣きと同じレベルの泣き方だったので、アチャーと思ってしまいました（汗）。
彼は今後の成長に期待ですね（しかも、もう身長が165ｃｍ位あるので、ランドセル姿が辛かった）。
映画のエンディングで流れる曲は、ドラマとは違う曲をモモクロが歌っていましたが、すごく良い曲だったのでテロップを注視していたら、中島みゆきの作詞、作曲でした。
中島みゆきって、モモクロが歌っても素晴らしいのね、と再確認できました。
映画版では悪夢ちゃんも思春期にさしかかり、ちょっと反抗心というか自立心も出てきて、「夢札を見ないで」などと言い出していましたが、ちょうどうちの子供と同じ学年なので、最近の娘の様子を思い出し、ニヤついてしまいました。
