フェミ研ゼミ

そこのみにて光輝くのフェミ研ゼミのレビュー・感想・評価

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)
4.0
太陽ってすごい。
って実感したことがあるか。
アタシの気が違ってしまって暴れて、もう生きていたくないと吐いた日に母親が、明日太陽の下で同じことが言えるか。明日太陽の下で同じように思うんだった本当にそうなんだよ。って言った。
夜あんなに泣いて鳴いて一生アタシはかなしい虚しくいきたくないてぶぁぶぁ泣いて。それでも疲れて眠ってしまって太陽に刺されて目が覚めると昨日のことなんて嘘みたいに明るくなった。どんな状況だって、太陽の下でなら明るくなれた。だから夜が来るのが怖い。
太陽がなくなったらいきていかれないかもしれない。
幸せになることを諦められなくてへこむんだ。
けど、太陽に照らされて、もうこれより、悪くなることはないだろうっておもったことがあった。もうそれはどうしようもなくて、アタシはひとりじゃないんだけどひとりじゃないから、家族だからどうしても捨てることができなくて泣いたんだ。けど、太陽に照らされて、バカみたいに明るい野郎が居てくれてもう諦めたんだ。もういいや頑張ったて幸せじゃなくたっていいんやっておもった。けど太陽の光があったかくてアタシは幸せじゃねーけど生きとんじゃーって生命力を感じた。自分が生きてる感じがした。太陽ってすごいなあ。そんで馬鹿、馬鹿なお前も馬鹿でいいなあ。明るくてこっちまでなんかどうでもよくなるよ。
恋でもないし、愛でもないし、ただ太陽はいそこにあるし、遠くにおってもアタシを照らすしなんだよ眩しいなぁ。って諦めてるしなんにも変わってないのに生きていける気がした。アタシはここにおるだけなのになあ。ってタバコがうまかった。
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